スキーム(M&A)
M&A用語
2021.8.13 years前
スキームとは
M&Aを行う場合、スキーム選びが大切です。ただ、スキームとは性格にはどのような意味の言葉なのでしょうか。
スキームは英語では「scheme」と書き、日本語では「計画」「案」「陰謀」といった意味があります。ただ、同じ計画という意味でつかうとしても、「プラン」よりも「しっかりと練り上げられた組織的な計画」という意味で使われます。
こういった意味のある言葉なので、M&A以外の場面でも使われることがあります。政治や経済の分野で、「基本計画」や「(簡単ではない)仕組み」という言葉に置きかえられるような表現で耳にすることがあるでしょう。
M&Aも、会社の有形・無形の資産・負債をどのように引き継ぐかで方法が異なり、それぞれに法律上の細かいルールが決められており、まさにスキーム(複雑な仕組み)と言えます。実行するにあたって計画を立てることは間違いないですが、「プラン」レベルではなく、事前に詳細まで検討しておかなければなりません。
M&Aスキームの種類
主なM&Aスキームには、次のようなものがあります。
- 株式譲渡
- 株式交換
- 株式移転
- 合併
- 事業譲渡
- 会社分割
M&Aを計画する段階で、目的などからどのスキームを選択するのかを慎重に選択しましょう。